2005年10月11日

旅客ジェット、挑む国内勢 成長市場、2010年代参入めざす

日本は防衛費が結構な額になっているけど、実際は人件費や外国からの兵器調達にお金が掛かるようで、外国に比べて費用対効果はそれほど良くもないらしい(というか悪い)。兵器の国産化、海外への輸出(量産によるコストダウンのため)が、世論としてはよくは思われないだろうけど、やはり必要。兵器開発・輸出が何でもかんでも、戦争をやりたがっているとか、死の商人とか考えるのは違うと思う。
 とは言うものの、現状は世論以外にもアメリカの圧力などもあって、武器開発はなかなか容易ではないだろうから、こういう民需で技術開発、開発費の工面をするのは結構な事だと思う。
 もちろん純粋にビジネスとしても成功して欲しい。政府もバックアップをちゃんとして育ててちょうだいね。
 日本がんばれ!

http://www.asahi.com/paper/business.html
◎旅客ジェット、挑む国内勢 成長市場、2010年代参入めざす(朝日com)
(2005.10.10)
 国産初となるジェット旅客機の開発が新段階に入った。三菱重工業と川崎重工業は、主要都市や地方都市間を結ぶ航空需要を狙って中型機で2010年代初頭の参入をめざす。日本メーカーの技術力は米欧航空メーカーの主要部品を担うことで折り紙つきだが、機体丸ごととなると製品力、販売力ともにまだまだ赤子状態。世界への大きな挑戦がこれから始まる。(江畠俊彦、内藤尚志)
◆燃費やサイズに独自色

 業界推計では、20席以上のジェット旅客機の運航機数は20年後には2・2倍の約3万2千機に増える見通し。これだけの成長市場なのに、世界のジェット旅客機市場は「100席以上」は米ボーイングと欧州エアバス、「30〜90席」はカナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエルが2社ずつでほぼ分け合っている。

●三菱・川崎重工

 三菱重工が割って入ろうとしているのは「70〜90席」分野だ。2年前から「30〜50席」の航空機の開発に取り組んできたが、今年9月に機体サイズをより大きくすると表明した。軽量化で競合機よりも燃費を21%向上させ、2012年度の参入をめざす。

 乗客数が多い機体の方が需要が多いものの、新規参入ということもあって、もともとは競争が比較的激しくないところで勝負しようとしていた。方針を転換したのは、70〜90席機の需要が30〜50席機以上に成長し、今後20年間で4700機の需要が見込まれるからだ。

 川崎重工はさらに大きい「125席」の開発を進めており、07年夏までに実際に生産するかどうかを決めることにしている。現在開発中の海上自衛隊の次期固定翼哨戒機で採用する主翼を旅客機にも利用する計画だ。

 125席にしたのは、150席以上を席巻するボーイング、エアバス両社と正面からぶつからないためだ。川崎重工幹部は「2大メーカーの虎の尾を踏まないように明確に違う製品にしたい」と言う。

●富士重・ホンダ

 一方、「8〜10席」の小型機で参入をめざすのは富士重工業。スバル車で培った大量生産技術を生かして製造コストを下げる。14年度までに投入する方針だ。ホンダは「6席」の小型機を2〜3年後に発売する計画だ。7月の米国の航空ショーでは実験飛行を公開した。

 20席以下は社有機や資産家の個人用としての需要がある。「テロにあう危険性が少ない」と人気が高まり、米国のベンチャー企業など10社以上が製造している。1万以上の小規模空港が点在する米国では「空のタクシー」も出現している。

◆販売網づくり課題

 国内各社の強みは技術力だ。三菱、富士、川崎の重工3社は70年代からボーイングの旅客機部品をつくって技術を磨いた。今は、丈夫で軽い複合材の加工技術が評価されており、08年就航の最新機「787」では、3社が主翼など機体の35%を製造する。

 潜在的なライバルは中国企業だ。中国航空工業第一集団公司が07年の初飛行をめざして「70〜110席」を開発中。将来は、部品市場でも競合する可能性がある。

 石川島播磨重工業の航空技術者出身のノンフィクション作家、前間孝則氏は「販売が軌道に乗るまでは7〜8年かかる。中国勢などのライバルに先んじるには、もっと早く参入を決断すべきだった」と話す。

 日本勢の課題は、開発技術力より販売力だ。「事業を採算に乗せるには最低500機を売らなければならない」(三菱重工の戸田信雄常務)というが、それだけの販売網や陣容は整っていない。

 60〜80年代には国や重工各社の共同出資会社が生産・販売した国産機「YS11」や、三菱重工と富士重工がそれぞれ独力で売り出した自社開発機があった。いずれも技術面では高く評価されながら、販売機数が伸びずに撤退した。

 ボーイングやエアバスの強みは販売網の厚さ、航空会社との密接な関係だ。新型機は構想段階から航空会社の意見を採り入れ、ある程度の受注を確保してから事業化を決めている。787は全日本空輸が04年4月に50機の発注を確約したことが決め手だった。

 日本勢にとって、自前の営業基盤を一から築いたのでは時間がかかりすぎる。そこでボーイングやエアバスなどの海外勢との提携を検討中で、その行方が日本の旅客機ビジネスの将来を左右しそうだ。
posted by ビーてん at 23:07| Comment(0) | TrackBack(2) | 安全保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Weblog: クラフト材料の字引
Tracked: 2007-09-29 10:04

負けても勝ち組w
Excerpt: てぃん★てぃんシゴきまくってもらって5諭吉くれるってどんだけww パチ屋行く前の軍資金集めの定番になってしまったw
Weblog: ドンパッチ
Tracked: 2008-02-16 16:53
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